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友情の証~新たな動き~

ありちゃんさんとのコラボ企画話

staticeヨン家の嫁 →友情の証 →世間の目→(閑話の小話)→聞きたかった事 → 政略結婚?→新たな動き ←今ここです】




******




『スヨンさんの恋人は、どんな方なんですか?』



パクハが政略結婚ではない、それどころか深く深く愛し合って結婚するのだと知ってほっとしたのも束の間。
唐突にパクハの口から出た問いに、スヨンは大きく瞳を見開いた。


考えてもみれば自分が先に聞いたのだから、同じように聞かれたとしてもおかしくない。
むしろこの場合、同じように聞くのが社交辞令とも言えるだろう。

…が、ジョンウのことを知らない同性とこんな風に、所謂恋バナをしたことがほとんどないスヨンにとっても、この質問はまさに初めての経験で。


「えっと…。」

「ふふ。
スヨンさんも、答えにくければ無理しなくてよいですよ?」


思わず視線を泳がせるスヨンを優しげな瞳で見つめるパクハ。


例えば優しい、とか、正義感が強い、とか。
思い付く答えはいくつかあった。



…だけど。



「…ジョンウは。」

「……。」

「…私には、もったいないぐらいの人です。」


元々の真面目な性格さ故か、それとも先程パクハの口から正直な胸の内を聞いたせいか。

するり、と口から出た言葉は、自分でも驚くほど本音で。


「…初恋なんです、私の。」

「初恋?」

「えぇ。
14歳の時に初めて彼に出会って、恋をして。
でも色々あって、私達はその後ずっと離れ離れだったんです。
離れている間はむしろ、私は彼の事を憎んですらいた。」

「……。」

「それでも、彼はずっと私の事を信じて待っていてくれたんです。…好きでいてくれた。
だから私には…その…。
…もったいないぐらい、素敵な人…です。」

「…ふふ。」


答えになっていないな、と思いながらも、恥ずかしさから最後の方には徐々に尻すぼみに言葉を濁していくスヨン。
耳まで赤くなりながら下を向くスヨンに、パクハは思わず笑みを漏らす。


「…愛してるんですね、彼の事。」

「…はい。すごく。」

「スヨンさんみたいな素敵な女性にここまで想われる恋人さんが、なんだか羨ましい。」

「…そんな!」


満面の笑みを浮かべてスヨンに言葉を返すパクハ。
それは私の台詞です、とスヨンは慌てて首を横に振る。


パクハは本当に素敵な女性だ。
たった三回しか顔を合わせてない自分でさえこんなにも彼女に惹かれているのだから、彼女の恋人は本当に幸せ者だ、とスヨンは思う。


スヨンにとってのパクハの第一印象は、まさにひまわりだった。
眩しいぐらいの光を放つ彼女の笑顔は、明るい太陽の元生き生きと花を広げるひまわりのそれで。

しかし、こうして話してみるとその印象は少しだけ違ってくる。


ひまわりのような笑顔とは裏腹に、彼女の内面に潜む、溢れんばかりの優しさと温かさ、そして可愛らしさ。

話しているだけで幸せな気持ちにさせてくれるような彼女の人柄は、まるで彼女があの時にくれたスターチスの……。



「あっ!!」

「え!?」



突然大声を上げたスヨンに、今度驚くのはパクハの方。
どうしたの?と聞く暇もないまま、パクハの手はスヨンの手によってがっちりと掴まれる。


「パクハさん!!」

「は、はい!!」

「婚約式のドレス、スターチスの花をテーマに作る、なんてどうでしょう?」

「スターチス?」

「えぇ。
といっても、実際スターチスの花を使おうとかそういうんじゃなくて。
いや、それもいいかもしれないけど。
…えーと、例えば……。」


そう言ってスヨンが手繰り寄せるのは、手元にあったデザインブック。
さらさら、と滑るように紙面を動くスヨンの手によって、彼女が思い描いたイメージが形になっていく。


「わぁ!」


そこに浮かび上がったのは、真っ白な丈の短いワンピースドレス。
色とりどりに彩られた模様が、まるであの時のスターチスの花束のようで。


「ドレスってね、ただ闇雲に考えるよりこうして何かテーマを決めた方がイメージしやすいんですよ。」

「へぇ!」

「でもこれはあくまで一例。
婚約式という場を考えればこれはちょっとカジュアルすぎるし、何より婚約者の方の意見や会場の雰囲気も…。
あっ!!」

「……?」

「パクハさん、今日このあと式場を見に行くって仰ってましたよね?」

「あ…えぇ。」

「もしよければ、私もご一緒していいですか?」

「えぇ!?」


思いがけない提案に再び驚くパクハ。
普段の穏やかな印象からは想像も出来ないほど興奮した様子で、スヨンは更に続ける。


「もちろん、邪魔しないようにします!
でもパクハさんがどんな会場で婚約式をするのか、私も見てみたくて…
会場の雰囲気を知っていた方が、ドレスもイメージしやすいと思うんです!」

「…スヨンさん…。」

「…って。
私ったらなんて図々しいことを!
ごめんなさい、興奮してしまってつい…。
邪魔しないって言っても、行けばやっぱり邪魔になっちゃいますよね。
ごめんなさい、また日を改めて…。」

「…良いですよ?」

「えっ?」

「…あ、でもその代わり。」

「……?」


首を傾げるスヨンに、お返し、とばかりに悪戯っぽい目でスヨンの手をがっちりと掴むパクハ。


「一緒に行くならぜひ"友人"として。
だからここからは敬語はなし。もちろん名前は呼び捨てで。
それでよければ、ぜひ!」

「嬉しい!
パクハさん、ありがとうございます…じゃなかった。
ありがとう、パクハ!」

「ふふ。
こちらこそ、スヨン。」


片目を瞑って見せるパクハに、じゃあ早速準備してくるわ、と足早に部屋の奥へと準備に向かうスヨン。

新しく出来た友の後ろ姿ににパクハは頬を緩めながら、冷めかけたコーヒーを再び口に運ぶのだった。



「…あ、そういえば。
叔母様も一緒だって言ってないや。
……ま、いっか。」




****




パクハとスヨンが意気揚々と式場へと向かうのとちょうど時を同じくして、ソウル市内にある江南署。


「あ、ジョンミョン、ジョンウ。
ちょうど良かった。
ちょっと来い。」


先程、捜査を終えて署に戻ったばかりのジョンウとジョンミョンを呼びつけたのは、同じく詰め所に戻ったばかりの班長だった。


「どうだ、事件の方は。
何か進展あったか?」


席に戻った班長が聞くのは、先日から市内を騒がせている連続強盗事件のこと。

犠牲者は未だ出ていないものの、店主が一人の時間帯を狙って強奪するという悪質かつ巧妙な手口に、ジョンウとジョンミョンは朝から聞き込みかつ注意喚起に駆け回っていたのだ。


「駄目ですね。ぜーんぜん、進展なし。
店主一人の時間帯を狙ってるせいか目撃者は少ないし、強奪の度に変装を変えてるせいで人相すら掴めないです。」

「そうか。
ま、一筋縄ではいかないな。
ジョンウの方はどうだ?
周辺への注意喚起は大方終わったか?」

「はい、大体は。
ただ夜間営業の店や定休日の店は明日以降になるかと。」

「その中で危なそうな店は?」

「そうですね…。
あぁ、一軒だけ。」


そう言ってジョンウが捲るのは、注意喚起を促す必要があると思われる、現場周辺の店のリスト。
本日店主に会うことの叶わなかった店の中で一軒だけ、ジョンウが少し気になる店があった。


「えーと…フレッシュジュースのお店なんですが、30代前後の女性が一人で切り盛りしているみたいですね。
営業時間中は客の出入りが多く賑わってるようですが、休憩時間や閉店後は彼女一人で店にいる時間も多いようです。」

「……女性一人か。
危険だな。」

「…今日は定休日なので会うのは難しそうですが。
明日の朝イチにでももう一度、店の方に行ってみますか?」

「あぁ、頼む。
他の店よりも厳重に注意するよう促してくれ。」


「へぇー。
女一人でフレッシュジュース店をねぇ。」


神妙な顔つきで話す二人に反して、なんとも呑気な様子でジョンウの手元の資料を覗き込むジョンミョン。
添付された顔写真を見るなり、わぉ!と歓声を上げる。


「すごい美人じゃん!
結婚してんのかな?」

「……。」

「な、ジョンウ。
明日俺の聞き込みと交代…。」

「しないから。」

「やめとけ、ジョンミョン。
お前が行くとある意味、強盗より危険かつ迷惑かもしれないからな。」

「確かに。」

「ちょっ…!ひどいな!!
俺だってちゃんと公私はわきまえ…!
ちょっと!!聞いてるのか?!」


一人大騒ぎするジョンミョンを残してさっさと各自の仕事に取り掛かる二人。


ぱらり、とジョンウの手から机の上に置かれた資料には、フレッシュジュースを持った一人の女性のひまわりのような笑顔が映し出されていた。



*****


あぁ…ありちゃんさんの「えぇ?!」って顔が浮かびます…(>_<)
そうですよね、ごめんなさい。
ただでさえ長くなりそうな予感なのに、突然とんでもない所ぶっこんでますよね(汗)
決して!ジョンウを出張らせたかったわけじゃないですよ!!(笑)

そろそろ男性陣にも動いてもらいたいなと思いつつ、こんな展開にしてみました(^^)
式場、強奪事件、ジョンウとパクハとの対面…。
どこを弄っていくかはありちゃんさんにお任せでーすw(結局丸投げ。笑)

続き、お願いします~(*^^)



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16:00 | 友情の証 | comments (10) | edit | page top↑
2015年10月23日 | top | 2015年10月19日

Comments

#
スヨンとテヨン、パッカとジョンウが会うところが見た~い♪
パッカのお店にジョンウが見回りにやって来るわけですね♪楽しみ~
同じ顔、似てる設定なのかしら?
パッカがジョンウに助けられて、テヨン焼きもち?

本筋もこちらも楽しみです(*^^*)
by: かもみーる | 2015/10/23 23:39 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2015/10/24 09:09 | URL [編集] | page top↑
# かもみーる 様
いつもコメント、本当にありがとうございます(^^)

お!スヨン&テヨン、パクハ&ジョンウの会う所、見たいと仰っていただけますか!
(ですって!ありちゃんさん♪笑)
ジョンウはパクハを見てもきっとなんとも思わないけれど、同じ顔設定ならパクハはびっくりですよね!
イガクって思うのかな?事件を絡めても絡めなくても、テヨンのヤキモチの匂いがぷんぷんしますね(*^^)

かもみーる様が一緒に楽しんでくださっていて、私も本当に嬉しいですw
本筋もコラボもぼちぼち勧めていきますので、またお付き合いくださいね(^^)


kaya
by: kaya | 2015/10/24 14:55 | URL [編集] | page top↑
# k***i 様
こちらにも丁寧なコメ、本当にいつも感謝です♪

スヨンの語るジョンウ、なるほど~と思っていただけましたか!よかった(^^)
スヨンはこういう恋バナに不慣れな分、語るのもしどろもどろで、でも一生懸命だろうなっていうのが私の印象です(^^ゞ
まさしくk***i様の言う通り、存在自体が愛しすぎて語れないってことも多分にあると思いますけどw

女友達はある意味一目惚れ…わかる気がしますね。
友達はある意味、旦那よりもかけがえのないもの。
スヨンにそういう存在がいないことはお話を描いていても寂しいなと思っていたので、今回コラボという形で友達が出来てほっとしました(もはや親心ですね。笑)

今回はちゃんと勉強しつつ、デザインするドレスもきちんと描写していこうと思うので、そちらも楽しみにしてください(^^)
パクハ&ジョンウサイドの方もどう動くか、私も楽しみですww
またお付き合いお願いしますね(*^^)


kaya
by: kaya | 2015/10/24 15:00 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2015/10/24 21:52 | URL [編集] | page top↑
# う**ら 様
わ!う**ら様~!!
コメント、本当にありがとうございます(^^)嬉しいです!!

コラボ、楽しんでいただけてほっとしました(^^ゞ
映像化して欲しいなんて嬉しいお言葉!!でも映像化したらユチョンが二役??
イガク&テヨンと違ってジョンウはかなり雰囲気の違うキャラなので。ユチョ大変ですね(笑)
私もスヨンの初めての友達がパクハってことにかなり温かい気持ちにさせられます(^^)
違う良さを持っている二人だからこそ、良い友達になれそうですよねww
お互いのパートナーの対面はまだまだ私達も不透明ですが、きっといずれ書くはず!
ぜひ楽しみにお待ちください(*^^)

双子のお話も教えてくださってありがとうございます~!
そうですか~仲良しですか!!ほっとしました~(^^)
でもお話の感じだと、双子だからっていうより双子のお姉さんは本当に素敵な人なんでしょうね。
自分の家族までメロメロにしちゃうお義理さんはもちろん素敵ですが、旦那さんの御兄弟まで大事にされているう**らさんのご実家のご家族もなんだか素敵だなと思いましたw

貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございます(^^)
またぜひ遊びにいらしてくださいねw


kaya
by: kaya | 2015/10/25 15:09 | URL [編集] | page top↑
# むむむむむ。
kayaさん、こんにちは。

違和感なくパク・ハとスヨンを友人関係に持って行ってくださってありがとうございます。
先回の私のお話で「お友達」に進めてあげたかったのですが、「友達になりましょう。」なんて言って友達になるもんじゃないしなぁ、とひそかに苦慮しておりました。
その辺のところはkayaさんに何とかしてもらおう、とスルーしたのですが(ごめんなさい (>人<;) )お任せして良かったです!

が、

連続強盗事件て!
テヨンが、狂いかねませんよ?
しかも、担当刑事がジョンウ?同じ顔の?

テヨン、大ピンチ!
(面白そう・・・ニヤリ)
by: ありちゃん | 2015/10/25 16:31 | URL [編集] | page top↑
# ありちゃん 様
コメントありがとうございます(^^)

にやり、としていただけてほっとしました!
いや…あまりにキラーパス過ぎかと実はどきどきしていたりして…(^^ゞ
でも確かにテヨン狂っちゃうかも!ただでさえ忙しいのにイガクの恐怖再び?(笑)
ヤキモキテヨンにちょっと期待しつつ、どう弄るかはお任せします~ww

パクハとスヨンの「友達」の流れも違和感がないと言っていただけて良かったです。
確かに友達は、友達になろうって言ってなるものじゃないですもんね(^^)
不慣れなスヨンに代わって言いだすのはきっとパクハだろうなと思ってw

続きも楽しみにしています(^^)
無理せず、ゆっくり妄想してくださいねw


kaya
by: kaya | 2015/10/25 23:22 | URL [編集] | page top↑
# 管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: | 2015/10/28 14:16 | URL [編集] | page top↑
# て**る** 様
わわ!こちらのお話にもコメくださったんですね(^^)
本当に嬉しいですww

スターチスの花束のようなドレス…素敵ですよね。
でもまだこの素敵な雰囲気をちゃんと描写できるまでに至ってなくて…(汗)
素敵さがちゃんと伝わるように、今からドレスの勉強しつつ、パクハだけでなく読んでる方にも素敵だなって思っていただけるようなドレスに仕上げたいと思いますw

そして!そうなんですよ~!新たな動きが…。
昨夜ありちゃんさんの方で続きがアップされましたよ(^^)
ぜひそちらもご覧になって、また当ブログの続きもお読みいただければと思いますw
適度にサボりつつ(笑)お仕事も、頑張って下さいね(^^)


kaya
by: kaya | 2015/10/28 15:30 | URL [編集] | page top↑

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