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はじめに

はじめまして。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。


こちらは韓国ドラマの二次小説を扱っている二次小説ブログです。

現在、公開している作品は韓国ドラマ「会いたい」と「屋根部屋のプリンス」です。
今後、kayaが妄想を膨らませた韓国ドラマの二次小説を、ジャンル問わず扱っていけたらと思っていますので、楽しんでいただければ嬉しいです。


【カテゴリの見方について】(6/10追記)

記事の数が増えてきましたので、見やすいようにカテゴリ分けを少し変えました。

■ 会いたい(結婚前)
ジョンウ×スヨン
事件が解決してから、最終回の結婚式までに起きた出来事綴ったお話が含まれます

■ 会いたい(結婚後)
ジョンウ×スヨン
最終回の結婚式から、その後に起きた出来事を綴ったお話が含まれます

■ 会いたい(その他のCP)
時期は問わず、ジョンウ×スヨン以外のカップリングのお話が含まれます
(今のところ、チュ刑事×ウンジュ ハリー×ジョイ)

■ その他の韓ドラ
「会いたい」以外の韓国ドラマの二次小説が含まれます
(現在、「屋根部屋のプリンス」のみ)


なお、タイトルの後に「*」があるお話は、話そのものか、話の終盤に大人向けを含む内容が含まれます。
大人向けを含む記事に関しては「限定公開記事」とさせていただき、メールでのパス申告制にしておりますので、お読みになりたい方はお手数ですが、「限定公開記事について」の記事をお読みいただき、ご連絡いただくようお願い致します。

→ 「限定公開記事について」



もちろんですが、原作とは全く関係ありません。

原作のイメージを壊したくない方や二次小説が苦手な方はスルーしてください。


私の拙い妄想話を楽しんでくだされば幸いです。
楽しんでいってください。


kaya


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23:10 | はじめに | comments (6) | edit | page top↑

3月23日(お知らせ)

こんばんは。
お久しぶりのkayaです(^^)

仕事の方もぼちぼち軌道に乗り、子供たちも元気いっぱい保育園に通っていますが、まだまだブログの方は開店休業中状態でごめんなさい(>_<")
描きたいなぁという気持ちはあっても、なかなか落ち着いて文章を描く、ということが出来なくて。。
にも関わらず、先日の一周年の折にも、そんな私を優しく、待っているよ、と言ってくださった皆様、本当にありがとうございます。
皆様の言葉に応えられるよう、少しずつ再開出来たらと思っています(^^)

さて、そんな開店休業中の当ブログにもすごく嬉しいお知らせが!
実は、前から当ブログと仲良くしていただいていると共に、「会いたい」の二次小説ブログでもお馴染み

「ふたりの天使」さち様

当ブログの一周年のお祝いに、とお話を一つ描いて下さりました!!
さちさん、お忙しい中本当に本当にありがとうございます(^^)

本日の15時に公開ということで私も早速拝見させていただきましたが、もうさちさん流石!としか言い様のないお話!!
詳しく書くとネタバレになっちゃうので控えますが、私の(私達の?)ことを想って描いて下さったことがわかる、優しいお話です。
皆様も私と共にぜひ、一緒に楽しみんでいただければ幸いです(*´-`)


→ 「everlasting flowers」


さちさん、改めて素敵なお話を本当にありがとうございます!
これからも変わらず仲良くしてくださいね(^^)


~ここからは拍手コメのお返事です~


あ*** 様

こんばんは。
いつもコメ下さるのにお返事が遅くなってごめんなさい。
遅過ぎてコメ返というより、あ***様へのお手紙みたいになってますね(^^ゞ
でもこうして定期的にあ***様とお話出来るのはすごく嬉しいですw

だいぶ暖かくなってきましたが、お元気にしてらっしゃいますか?
私の方は自分の仕事も子供達の保育園もたいぶ落ち着いてきました(^^)
なかなかお話は描けませんが、相変わらずユチョンに癒されて元気にしてもらってる日々です(*^^)
季節の変わり目です。あ***様もお身体大切になさってくださいね。


その他、いつもコメント下さる方、拍手下さる方、そして御訪問してくださる全ての方に感謝の気持ちを込めて。


2016.3.23  kaya



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22:00 | 日記・感想 | comments (7) | edit | page top↑

2016年2月25日(お知らせ)

こんにちは、kayaです。
気付けばもう前回の更新から一カ月近く…。またまたご無沙汰してしまいました(/_;)
前回の更新以降、コメや拍手コメでメッセージを残してくださった皆様、本当にありがとうございます。
皆様の温かい励ましの言葉に救われ、細々とでも続けていく事を決めて良かったなぁと実感しました(^^)

さて、そんな皆様に支えられているこのブログも、実は今日で立ち上げて一周年を迎えますw

「会いたい」という素晴らしい作品に出会ってからは、早一年半。
最初はこのブログもこんなに長く続けられないだろうと思っていたので、一年という節目を迎えられた事に自分でも驚いてます。
それも全て、このブログに足を運んでくださった皆さんと、そしてユチョンの変わらない魅力のお陰!!
本当に本当に感謝の言葉に一杯です。

皆様、本当にありがとうございます!!
そしてユチョン。いつまでも変わらず素敵でいてくれてありがとう!!!

そんな感謝の気持ちで溢れた、ありがたい一周年。
ここは一つ、感謝の気持ちを込めてお話を…!と私自身かなり意気込んでいたのですが…。

実は先日、我が家のチビ達がここにきてまたも仲良く入院騒動。
今度の原因はノロウイルス。しっかり保育園入園の洗礼をもらったという事でしょうか(涙)
今週からやっとやっと、二人揃って保育園に行けるようになりました。

というわけで、そんなバタバタの中でお話を描く時間ももちろん持てず。
「あぁ…せっかくの一周年なのに、告知だけ終わっちゃうかなぁ」と寂しく思っていました…が!!


実は、なんと!
以前から仲良くさせていただいている、

「屋根部屋と妄想と私」 の ありちゃん様

から、一周年のお祝いに、とお話をひとつ、頂きました!!!


もう、ありちゃんさん…嬉しくて嬉しくて、言葉がありません。
忙しい中描いて下さったお話とありちゃんさんの想い、大切にしたいと思います。
ブログ、一年続けて良かった。本当に本当にありがとうございます。

私は先取りで読ませていただきましたが、ありちゃんさんの優しさと気持ちがたくさん詰まった、すごく温かいお話ですよ。
皆様もぜひ一緒に楽しんでください(^^)


→ 「2月25日


私ももう少し落ち着いたら必ず、感謝の気持ちを込めたお話を更新します(^^)

今まで当ブログを変わらず好きでいて下さった皆様、本当にありがとうございます。
こらからもぼちぼちとお話を描いていけたらと思っていますので、お付き合いよろしくお願いします。



~ここからは遅くなってしまいましたが、拍手コメのお返事です~


あ*** 様

いつもコメント、本当にありがとうございます。
いつもながらあ***様の優しいコメには救われて、実はちょっと落ち込んだ時とかは読み返す程なんですよ(^^)
私の拙い文章を好き、と言って下さって本当に嬉しいです。
まだちょっと私生活が落ち着かず更新もままならないですが、落ち着いたらまた描きたい気持ちはいっぱいです。
なのでお時間があるときはぜひ、また覗いていてくださいね(^^)

あ***様のコメとユチョンのソロアルバムに救われて、私もまた頑張れそうです!
あ***様もお身体大切に、残り少なくなった寒い時期を乗り切ってくださいね(^^)


pe*****53 様

いつもコメント、本当にありがとうございます!
そして久々の更新にも関わらず嬉しいと言って下さって、私も本当に嬉しいです(^^)
連載の方もまだお互い苦しい最中で止まってしまっているので、私も心苦しい限り…。
でも!また落ち着いたら描き出したい気持ちはいっぱいなので、またお時間がある時はちらりと覗いてくださいね(*^^)
温かいコメント、本当にありがとうございました(^^)


市**美 様

温かいコメント、本当にありがとうございます!
市**美様も子育て、ご苦労されているんですね。
共感して下さる方がいて、本当に嬉しいです。(特に今は尚更(^^ゞ)

なかなか描く時間が持てず更新をお待たせしてしまいますが、またお時間があるときはぜひ、ちらりと覗いてみて下さいね。
このブログが少しでも息抜きのお手伝いになれば嬉しいです。
コメント、本当にありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします(^^)


いづあゆ 様

いつもコメント、本当にありがとうございます!
待っていた、なんて言っていただけて、私もすごくすごく嬉しいです(^^ゞ
まだまだバタバタの毎日で更新もままならない感じですが、落ち着いたらまた描きたいと思ってます!
気長~に、またお時間がある時はぜひ覗いてみて下さいね(^^)


o****23 様

早速コメいただき、本当にありがとうございます(^^)
甘い時間に大興奮!嬉しい言葉いただきました(*^^)
私も甘いお話は大・大・大好物なので、こらからまた増やしていきますねw
コメント、本当にありがとうございました♪


その他、いつもコメント下さる方、拍手下さる方、そして御訪問してくださる全ての方に感謝の気持ちを込めて。


2016.2.25  kaya



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20:01 | 日記・感想 | comments (10) | edit | page top↑

2月25日

当ブログの一周年のお祝いとして、「屋根部屋と妄想と私」のありちゃん様からお話を頂きました(^^)

お話自体が繋がっているわけではないですが、このお話の世界観は以前ありちゃんさんとkayaがコラボしたお話と同じ世界観です。
そちらの方を先にお読みいただけると一層楽しめると思います。


→ ありちゃんさんside 「ヨン家の嫁」

→ kaya side 「友情の証」 (ヨン家の嫁の続き)


ありちゃんさんの優しさと温かさがたくさん詰まったお話です。
kayaと共に皆様にも楽しんでいただければ幸いです(*^^)



*****




パク・ハは親友のお腹に手を当てて微笑んだ。


「だいぶ目立ってきたわね。順調?」

「ええ。お陰様で。」


対するスヨンもお腹を撫でながら幸せそうに微笑む。

パク・ハのジュースショップが休憩に入るタイミングで、親友のスヨンが訪ねて来た。
柔和に微笑むその姿は、これから子供を持つ喜びに満ちていて何処から見ても幸せそうな母親そのものだ。そんなスヨンの姿が、パク・ハには眩しかった。


「ねえ、スヨン。お腹に赤ちゃんが居るのってどんな感じ?」

「うふふ。ありきたりだけどね、すごく幸せ。・・・パッカも、もう、すぐなんじゃないの?」

「そうかな?・・・なんか、想像つかないのよね。自分が母親になってる姿が。」

「そう?・・・でも、テヨンさんてすごくいいパパになりそう。」


子供と遊ぶテヨンを想像してみる。
確かに優しいテヨンのことだ、子煩悩になりそうではある。


「うん!確かに。・・・ジョンウさんも、でしょ?」

「まあ、そうには違いない、かな?」


スヨンは苦笑しながら言った。


「なあに?その言い方。」

「だって。ものすごい過保護なんだから・・・。」


重い荷物どころか、それが軽かったとしても絶対に持たせない。
階段では必ず手を取って支える。
当直などで家に帰れない時は、スヨンの母親にはもちろんのこと、姉妹同然の親友にも、彼の母親や妹にまで連絡して注意を促す。

愛されてていいじゃない、と笑ったら、家族は呆れてるわ、とスヨンはパク・ハとは違う意味で笑った。


「でも、テヨンさんもそんな風になりそう。」


姿形がそっくりな彼女らの夫達は、妻に対する行動もまた、そっくり同じで・・・


「性格は、全然違うのにね。」


二人は声を合わせて笑った。



◇◇◇



ノックの音がした。


「スヨン。ちょっと、いい?」


スヨンが返事をする前にガチャリとドアノブが廻る音がして、ミランが顔を覗かせる。


「あなたにお客様よ。応接室に来れる?」

「あ、はい。」


誰だろう?と思ったのが顔に出ていたらしい。ミランはにっこりと微笑んで、ホーム&ショッピングのヨン本部長よ、と言った。

テヨンさん?

今日、打ち合わせでキムチーム長が来る、とミランが嬉しそうに言っていた。
テヨンも同行して来たということだろうか。


「個人的なお願いがあるんですって。私は階下したでキムチーム長と打ち合わせしてるから、何かあったら言って。」


何かあったら、とは彼女とお腹の子供についてジョンウに言い含められている故の発言である。


「・・・分かりました。」


応接室のドアをノックすると、はい、と返事があった。
スヨンがドアを開けると、テヨンが立ち上がって迎えてくれる。


「すみません、突然。・・・体調は大丈夫ですか?」


テヨンは、ちらり、と目立ち始めたスヨンのお腹に視線を投げた。


「ええ。ありがとうございます。」


自分の方が客であるはずなのに、スヨンが腰かけるのを確認してからテヨンも腰を落ち着ける。


「スヨンさんに折り入ってお願いがあって・・・。」


テヨンは挨拶もそこそこに単刀直入に切り出した。
いきなり本題に入るあたり、ビジネスとは関係のない個人的“お願い”なのだと頷ける。


「はい。・・・何でしょう?」

「パッカの為に、何着か服を作って欲しくて・・・。」


テヨンは少し照れたように、頭を掻いている。




パク・ハはスヨンの指示に従って、腕を上げ脇を開けた。
スヨンは彼女の胸廻りにぐるりと巻尺を当てる。


テヨンの依頼を受けて、スヨンはパク・ハの為に何点かのデザイン画を描いた。

そして、今日は採寸の為に親友を呼び出したというわけである。


「相変わらず、スタイルがいいわね。」

「そんなこと・・・」

「あるわよ。意外と、胸が大きいんだから!」


スヨンは採寸したパク・ハのそれぞれの寸法をノートに書き込みながら、おどけたように笑った。


「思った通り。婚約式からサイズは変わってないわ。」


スヨンに勧められるまま、パク・ハは椅子に腰かけた。


「ごめんね。テヨンさんが、まさかスヨンにデザインを依頼したなんて知らなかったの。」

「それは、全然、構わないんだけど・・・びっくりしたわよ。」

「うん、私も。」

「あ、そうだ。私、コーヒーは良くないから、タンポポコーヒーにしてるんだけど・・・
パッカも飲んでみる?」

「ええ、ありがとう。」



◇◇◇



パク・ハは、自らの店でいつものように作業をしていた。
客が来れば注文通りのジュースを絞ったり、談笑したり、合い間で果物をカットしたり・・・
が、なんだかだるさを感じる。
ふわふわとして、熱っぽさも感じていた。

夕刻、仕事を終えたテヨンが早めに店にやって来た。


「パッカ?・・・どうしたの?」


パク・ハの顔を見るなり、テヨンは心配そうに彼女の顔を覗き込む。
そのまま自分の額をパク・ハの額に押し当てた。
ライトも点いたままの営業中の店内、いつもなら、外から見られちゃうわ!と慌てたようにその身を離すが、今日はそんな元気もないようだった。


「熱っぽいね。今日は早く帰ろう。」


テヨンはさっさと店仕終いを始めるべく、慣れた様子で入り口ドアのプレートをひっくり返し「Closed」の表示に変えた。
入口の鍵を締め、メインライトも落とすとブラインドも下ろしていく。
彼は躊躇することなくエプロンを着けると、カウンターの中に滑り込んだ。


「テヨンさん、私がやるわ。」

「いいから、座ってて。」

「テヨンさんも、疲れてるのに・・・。」

「この辺の洗い物をするだけだよ。」


昨夜は夜遅くまで起きていた。
確定申告の為の書類がもう少し、一気に片付けちゃおう、と思ったのが良くなかったのだろうか。
そんなに寒いとも思わなかったんだけどな、パク・ハは、鼻歌交じりに洗い物をするテヨンを見ながら独りごちた。

屋根部屋に帰ると、テヨンはパク・ハの為にお粥を作ってくれた。
これを飲んでぐっすり眠るといい、と言って、はちみつたっぷりの生姜湯まで入れてくれる。
テヨンはいつも優しいが、こんな時には素直に甘えられる自分がいて、風邪をひくのも悪くないかな、なんて思ったりする。


「テヨンさん、今日はあっちで寝るね。」


今は使っていない1階のパク・ハの部屋だったドアを指差す。


「なんで?二人でくっついてた方が温かいよ。」

「風邪がうつっちゃうわ。」

「大丈夫だよ。」


テヨンは拗ねたように下唇を突き出した。

パク・ハが思わず吹き出すと、テヨンに唇を塞がれてしまった。


もう!うつっても知らないんだから!
君からだったら、構わないよ。
大事な仕事を抱えてるって言ってたじゃない?
大丈夫。優秀な部下がいるから。


結局、言いくるめられて、いつものように二人で同じベッドに入った。
でも、やはり迷惑はかけられない。

それに、

テヨンの口づけを受けることも、彼の胸に頬を寄せることも、思う存分遠慮することなくその幸せを感じたい、というのが本音である。

明日は定休日だし、病院に行こう、そう思って眠りについた。



頬に柔らかな感触を感じてパク・ハは目を開けた。


「パッカ、病院まで送ろうか?」


テヨンはすっかり身支度を整えて、ベッドの脇に跪いている。
頬に触れたのはテヨンの唇だ。


「あ、朝ご飯は?」

「パンを齧ったから大丈夫だよ。・・・それより、店は休みだろ?僕も休んで病院に連れて行こうか?」

「いいわよ。自分で行ける。私も着替えるわ。」


ぐっすり眠って、少し、身体は楽になっていた。
パク・ハもごそごそとベッドを抜け出す。


「ね、テヨンさん。今日、何日だっけ?」


そう言えば、確定申告が迫っている。


「2月25日だよ。」


テヨンに言われて、カレンダーに視線を移した。


病院から帰ってきたパク・ハは、鼻歌交じりに家事をこなしていた。
だるさは感じているが、気分は良かった。
テヨンの好物をいろいろと準備する。


テヨンさん、喜んでくれるかな?


パク・ハは幸せそうに微笑んだ。



テヨンは仕事を早目に切り上げて、パク・ハの待つ屋根部屋に帰って来た。

まだ寝込んでいるかもしれないから、今夜もお粥を作ってあげよう。
でも、お粥だけじゃ体力が戻らないよなあ。

どうしたもんかと思っていたら、パク・ハは嘘みたいに元気だった。
ダイニングのテーブルにはテヨンの好物が並んでいる。


「パッカ、もういいの?」

「ええ。テヨンさん、着替えてきて。」


テヨンは着替えて、ダイニングに戻った。


「ごちそうだね。・・・快気祝い?」


テヨンは冗談交じりに笑った。


「ええ、お祝いよ。」


何の?とテヨンはパク・ハを見る。


「・・・赤ちゃん。」


え?

赤ちゃん?


テヨンはぽかんとパク・ハを見つめる。


え?

子供?


「・・・君の?」


その問いかけは、少々、間が抜けていないだろうか・・・。

パク・ハはにっこりと微笑んだ。


「私と、テヨンさんの、よ。」

「パッカ!ほんとに?」

「エイプリールフールはまだ先だし!」


きゃっ!

テヨンはパク・ハを抱き上げた。
そのまま、その場でくるくると回り始める。

やだ!テヨンさん、降ろして!

そっとパク・ハを降ろすと、すかさず抱きしめキスをする。


「パッカ。・・・パッカ、ありがとう。愛してるよ。」



食事を終えて、食器を片づけようとしたら、テヨンが慌てたように立ち上がった。


「僕がやるから、君は座ってるんだ。」

「大丈夫よ、動けないわけじゃないんだし・・・。」

「ダメだよ。座ってて。」


店も休業した方がいいんじゃないの?
明日から、買い物は僕がして来るから。
ああ、台所に立ちっぱなしてのも良くないよね?
食事もできるだけ、僕が作るよ。


いやはや、気持ちは嬉しいが、ものすごい過保護である。

スヨンの気持ちが、少し分かった気がした。


いろいろと、準備しないといけないね。
おむつに、ミルクに、ベビー服も?
おもちゃはどんなのが喜ぶかな?

テヨンさん。待ってよ。
・・・気が早すぎるわ。


テヨンは嬉しそうに、全く出ていないパク・ハのお腹に手を当てた。


これから、大きくなるんだね。
楽しみだよ。



そして、彼は愛する妻のマタニティドレスのデザインを、人気デザイナーである彼女の親友に依頼するに至ったのである。

人気デザイナーであるジョイ・ルーが、妻の親友であり、彼のビジネスにも関わっていることもその要因ではあったが、スヨン自身が妊娠中だということが大きかった。

妊婦の気持ちを理解して、デザインしてくれる。

そのことが、何より大切だったのだ。



◇◇◇



ジョンウは、ホーム&ショッピング社、1階のカフェに入った。


「待たせて、悪かったな。」


片手を挙げて待ち合わせ相手の許に走り寄る。


「僕の方こそ呼び出して、すまない。・・・場所を変えないか?」


多くの社員も出入りするこの場所では、やはり少し話しにくかった。
テヨンも立ち上がり、双子の兄弟のようにそっくりな二人は連れ立ってカフェを後にした。

ぶらぶらと歩いて、適当に喫茶店に入った。

コーヒーを一口啜って、ジョンウが口を開く。


「で?・・・聞きたいことって、何?」

「できたんだ。」

「何が?」

「パッカに・・・。」

「パク・ハさんに?・・・もしかして・・・」


ジョンウは身体を前のめりにして、テヨンを真っ直ぐに見た。


「うん。子供。」


ジョンウの手が伸びてきて、テヨンの肩をバシッと叩く。


「良かったじゃないか!おめでとう!!」


テヨンは叩かれた肩を擦りながら、ありがとう、と照れ笑いをした。


「一応、父親としてはジョンウの方が先輩だろ?」

「何だよ、一応って。だいたい、歳も俺の方が上なんだからな。」


ジョンウがぼやくのを軽くいなして、テヨンは続けた。


「おむつとか、ミルクとか言ったら、パッカに気が早いって言われちゃってさ。正直、何から準備したらいいのか、分かんないんだ。」

「そうだなぁ・・・。」


ジョンウの妻も妊娠中だが、そのお腹のふくらみが目立ち始めた最近になってやっと、頭で考えるのとは別な部分で父親としての実感を伴うようになってきたばかりなのだ。


「精一杯気遣ってやって、危険を排除してやるのが男の務めなんじゃないの?・・・俺も勉強中だ。」


テヨンも頷く。


「男って・・・何もできないよね。」

「まあな。・・・ああ、そうだ!テヨン!お前、引っ越した方がいいんじゃないか?」


テヨンは、へ?なんで?と呟いた。


「屋根部屋に行くまでの階段。あれ、危ないよ、狭いし。」


ジョンウは腕組みしながら、頷いている。


「だんだんお腹が大きくなるわけだし、前が見えなくなってくるだろ?
つまずいて落ちたりなんかしたら、大ごとじゃないか。
それに、昼間はパク・ハさん一人ってのも心配だ。
彼女の実家の近くか、お前自身の実家の近くの方が、いいんじゃないの?」

「そうか。・・・そうだよな。流石、ヒョン!」

「何だよ、ヒョンって。こんな時だけ・・・。」


新米パパ二人は、声を合わせて笑った。



◇◇◇



「ただいまぁ!」


ジョンウは、会いたかったよ、と言うなりスヨンのお腹に頰ずりする。
もう儀式みたいなもので、スヨンも幸せそうに微笑んだ。


「え?・・・テヨンのヤツ、新築すんの?」


スヨンはジョンウから上着を受け取りながら頷いた。


「なんでも、屋根部屋までの階段が危ないから、なんですって。」


いや、確かに危ないから引っ越せ、とは俺が言ったんじゃあるけど・・・。


「ん?何?」

「いや、何でもない。」


ジョンウはハッとしたようにスヨンを見た。
彼と視線がかち合った妻は、もう一度、何?と首を傾げる。


「出産祝いの前に新築祝いもしなきゃなんないの?」


安月給な上に、こっちも物要りなのに、とジョンウが口を尖らせる。
スヨンは一瞬目を見開き、次には思わず吹き出した。


「まだ土地を探してるだけですって。今はヨン家の邸に夫婦で身を寄せてるらしいわ。」


(役に立つかどうかは怪しいけれど、一応)大叔母がいる。
社長もいて、家政婦さんもいるし、運転手さんもいるから安心だ、とテヨンは言っているらしい。


「・・・でも、テヨンて、すごいよな。色んな意味で・・・。」



◇◇◇



公園の陽だまりの中、仲の良さそうな兄弟らしき子供達。


「ヒョン。・・・待ってよ!ヒョン!」

「早くしないと置いていくぞ!」


母親たちは、自分たちの子供同士が仲良く遊ぶ様子を見ていた。


スヨンの子供が生まれてから、3カ月後、パク・ハの子供が生まれた。
父親同士は双子のようにそっくりで、子供達の面差しもどことなく似ている。
この子たちは兄弟だ、と言っても、誰も疑いはしなかっただろう。


スヨンとパク・ハは幸せそうに笑っていた。




Fin



kayaさん、ブログ開設1周年おめでとうございます!
山あり谷あり色々あったと思いますが、続けてくださってありがとうございます。
これからも、無理をされずに素敵な作品を紡ぎ出していってください!


ありちゃん


ありちゃんさん、優しくて素敵なお話を本当にありがとうございます!(^^)
実はこのお話、以前私が「テヨンとパッカが子供出来るお話が読みたい!」と無茶リクしていたものをありちゃんさんが実現してくれたものなんですw
私の無茶リクにも柔軟かつ優しく対応してくれたありちゃんさんの優しさ!!本当に感謝です(*^^)

途中のそれぞれの夫婦のやり取りもかなり萌えですが、最後にちらっと出てくる子供達の姿も萌えますよね~(^^)
今回の一周年には叶いませんでしたが、いつか当ブログの「僕の」シリーズでもぜひ、パッカとテヨンの子を登場させたいな…なんて。

ありちゃんさん、素敵なお祝いを本当にありがとうございました!
そしていつも励ましてもらったり、助けてもらったり、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも仲良くしてください(^^)


kaya





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20:00 | 2月25日 | comments (7) | edit | page top↑

2016年1月27日

こんばんは、kayaです。
そして本当に今更ですが、あけましておめでとうございます(^^)

…いや、本当に今更ですね(笑)
気付けば、もう一月も終わり。最後の更新から一カ月も間が空いてしまいました。
あまりにも更新がない故、心配してくださった皆様、本当にありがとうございます(^^)
そして更新がないにも関わらず、このブログを訪れてくださっていた皆様、本当にありがとうございます(^^)
お陰様で私も、そして子供達も元気元気に過ごしております。

…が、実は今年の4月を予定していた私の正式な育休からの職場復帰が、職場の人事事情で1月の半ばに急遽早まってしまって(涙)
私の本職は病院での保健師兼、精神保健福祉士という役割なので、勤務も当然朝から晩まで。
多少考慮してもらって勤務は軽くしてもらってますが、それでも、慌ただしく過ぎて行く日々にPCにも触れない毎日が続いていました。

…いや、本当。覚悟していたとはいえ、子育てしながら本格的に働くのって大変ですね。
そういう生活を経て子供を大きくしている皆さんを心から崇めたい。

実を言うと、このブログを継続するのも厳しいかな…ってちょっと弱気になっていました。
ですがやはり、お話を妄想したり描くことは私の趣味であり、息抜き。
今まで以上にマイペース更新になってしまうと思いますが、細々とでも続けていくことを決めました。
こんなんですが、時々ちらりと覗いてくだされば嬉しいです(^^)

さて、今日のお話の更新は…もう前の話がどんなだったか忘れてしまう程久々の、『連載』です(^^ゞ
こっちもゆーっくりですが、ちゃんと締められるように描いていけたらと思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです。


→  「消えない記憶 * 6」


~ここからは拍手コメのお返事です~


あ***  様

お久しぶりです!
そしてあけましておめでとうのコメ、本当にありがとうございます(^^)
お返事しようと思いつつ、こんなに間が空いてしまって本当にごめんなさい。

お陰様で私も子供達も元気元気!
すっかり冬も深くなりましたが、あ***様もお元気にしていますか?
今年もあ***様とこうしてお話したり、ユチョンについて熱く語れるのを楽しみにしています!
今までに輪を掛けて不定期な更新になっていまいそうですが、またぜひ遊びに来て下さいね(^^)


その他、いつもコメント下さる方、拍手下さる方、そして御訪問してくださる全ての方に感謝の気持ちを込めて。


2016.1.27  kaya


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